高度化車体整備技能講習 電気自動車編開催
講師 亀田貴久教育委員長 吉田英治教育副委員長
日時 令和6年6月1日(土)
場所 自動車整備教育センター
参加者 41名(32社)
今年で7回目となる本講習会は今後急速に普及が進む電気自動車をテーマに取り上げ、座学では教本の内容に基づき、基本構造や作業場の注意点等整備に欠かすことのできない知識や技能が身につくような講習内容となった。実技では、消防署(矢巾分署)の協力を得て、感電事故による救命を意識した心肺蘇生術やAEDの使い方の実技講習を行った。実習車は、日産サクラを用意し実車を観察しながら注意点などを説明、受講者も確認し理解を深めた。
講習終了後に内容の理解度を確認するため試問(10問)を行い、講師の解答発表と解説により各自採点をした。最後に理事長が修了証書を手渡し閉講した。
【終了後のアンケートより】
*電気自動車整備について困っていること
・入庫が無いため整備の経験が無い
・エアコンガス1234の回収
・整備環境の問題~充電設備、絶縁工具・保護具がない
・作業方法の情報収集
・人手不足のためバッテリーの取外し・取付に苦労しそう
*感想・要望
・電気自動車に接することがなかったので今後に役立てたい
・電気自動車の危険性を知ることができた
・AEDの使用方法、心肺蘇生法を勉強できてよかった
・絶縁工具を共同購買で取り扱ってほしい