新年のご挨拶 木村理事長
新年のご挨拶
理事長 木村 豊
新年あけましておめでとうございます。令和6年の新春を迎えるにあたり謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。会員の皆様におかれましては組合事業へ多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。また岩手運輸支局様をはじめ、関係各団体、賛助会員の皆様には日頃から様々なご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、2019年12月に中国で初めて報告された新型コロナウイルス感染症は今もなお世界的な流行を見せています。日本では2023年4月1日までに33,462,859人(国内人口の約26.5%)が新型コロナウイルス感染症と診断されているとのことであります。昨年5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ感染症法に規定される“5類感染症”に移行しました。これにより、政府が外出自粛を要請することはなくなり、感染対策は個人や事業者の判断に委ねられるなど、大きな転換点を迎えました。
それに伴い岩手県車体協も昨年はほぼ計画通りの事業を行うことができました。6月に高度化車体技能講習「車両計測編」を行い、10月には追加で自動車特定整備制度取得に対応するために「電子制御装置編」も行いました。10月に調査研究委員会、教育委員会、青年部が合同で行った見積もり勉強会は、岩手県整備振興会盛岡支部及び青年部様、山形県車体協同組合様にもご参加いただき、好評に終えることができました。11月には北上の岩手日産様の工場を会場としてお借りしてあぶり出し鈑金やUVパテの技術講習会も行い、各社の技術向上に役立てていただきました。
また車体協としてスケールメリットをいかして行える環境測定も予定通り行いました。今年も引き続き法令遵守の観点から各種測定等の実施を推進してまいります。
懇親事業の八幡平の「ドラゴンアイ」を見るトレッキング、ゴルフ大会は楽しく開催することができました。11月には4年ぶりに花巻温泉で一泊の経営者研修会と忘年会を行い、参加していただきました皆様の懇親も深めることができました。しかしながら各事業の参加者がまだまだ少ないと感じています。今年より多くの会員の皆様のご参加を宜しくお願いいたします。
令和2年4月1日に施行された「自動車特定整備制度」も4年間の経過措置期間が今年4月で終了し、4月までに認証を受けなければ特定整備を行うことができなくなります。まだ認証を受けていない事業場様におかれましては、是非取得をしていただきたいと思います。車体協としましても引き続き取得のお手伝いをしてきます。
今年の車体整備士高度化講習のテーマは「EV電気自動車の車体整備」になる予定です。お客様のニーズに的確に答えられるよう今年も技術講習会等を行い、自信をもってお客様に対応していけるようにしていきたいと思います。
今年も積極的に組合活動にご参加していただき、一社では対応できないことも皆様と共に力を合わせて考え、様々な問題を乗り越えていきたいと考えます。是非会員の皆様からのお声も聞かせてください。今年も会員皆様のご協力を宜しくお願いいたします。結びに、皆様の益々のご繁栄とご健勝を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。